Music Maker MX

Music Maker MX
VOCALOID™2ではプロペラヘッド社の開発したReWireという規格を用いて、音楽ソフト同士を接続・同期して使用することができましたが、なんと有志のありぱぱさんの開発によりVOCALOID™3でも疑似的にReWire同期が可能になったということです。
Music Maker MXもReWireのホスト(Master)に対応しておりますので、ありぱぱさんの「V3Sync ReWire Synchronizer」を併用することで、VOCALOID™3 Editorをクライアント(Slave)として同期出来るのでは?ということで、検証させて頂きました!


ありぱぱさんのサイトから、「V3Sync ReWire Synchronizer
(以下、V3Sync)」をダウンロードします。
http://blogs.yahoo.co.jp/alipapa_p/63025279.html

ダウンロードした圧縮ファイルを解凍して、中にあるSetup.exeを実行してインストールを開始します。
スクリーンショット
Music Maker MX向けインストール設定を用意して頂いたので、そちらにチェックを入れてください。
スクリーンショット
インストールが完了しました!

ReWireで接続するには、両方のソフトが動いている必要がありますので、Music Makar MXとVOCALOID™3 Editorを起動しておきましょう。
この時、必ずBPMは両方ともに同じ設定にしてください。

VOCALOID™のVSTエフェクトでV3Syncをプラグインします。
V3SyncはVOCALOID 3側ではVSTプラグインとして認識させるので、ミキサーからVSTプラグインの挿入で、V3Syncを呼び出しましょう。
ここではマスタートラックに指定します。
スクリーンショット

V3Syncで同期させる為に、Music Maker MXの設定画面を起動して、ReWireの認識を有効にします。
ここを有効にしないとV3SyncをReWireを認識しないので注意しましょう。
スクリーンショット

VOCALOID™3の歌声を呼びだすトラックのソフトウェアシンセサイザーとして、V3Syncを指定して同期させます。
スクリーンショット

これで、同期は完了です。
Music Maker MXの再生ボタンをクリックすると、VOCALOID™3 EditorもV3Syncを通して一緒に再生されるようになりました。
スクリーンショット

ReWireでの操作に慣れている方は、V3Sync ReWire Synchronizerを試してはいかがでしょうか?
このソフトの詳しい使い方については、ありぱぱさんのサイトをご覧ください。
http://blogs.yahoo.co.jp/alipapa_p

※Music Maker MXとV3SyncによるVOCALOID™3 Editorの同期でのご利用についてはサポート対象外となりますので、本件に関しますお問い合わせはご遠慮ください。
※Music Maker MXとVOCALOID™3 Editorをご利用のすべての環境でV3Syncがご利用可能なことを保証するものではありません。